冬に多いケガ・不調で増える症状

12月に入り、急に冷え込む日が増えてきました。この時期は、寒暖差も大きく寒さ・血行不良・運動不足が重なり、整骨院・鍼灸院に来院される患者さまが特に増える季節です。

「朝起きたら首が動かない」「転倒して腰や膝を痛めた」「冷えで肩こりや腰痛が悪化した」こうした冬特有のケガ・不調について、なかしま整骨院・鍼灸院として分かりやすく解説します。

冬にケガや不調が増える理由

寒さによる筋肉・関節の硬直

冬は気温低下により血流が悪くなり、筋肉や関節が硬くなりやすい状態になります。

その結果、ちょっとした動作で筋を痛めたり、ぎっくり腰・寝違えが起こりやすいといった症状が増えます。

転倒・滑りやすさによるケガ

冬は、凍結した道路・雨や霜で滑りやすい地面などにより、転倒事故が増加します。

特に多いのが、手首の捻挫・膝・腰の打撲・肩や背中の痛みです。

運動不足による不調

寒さで体を動かす機会が減ることで、筋力低下・姿勢不良・血行不良が起こり、慢性的な痛みが悪化します。

12月に多い症状・ケガ一覧

ぎっくり腰(急性腰痛)

寒さで筋肉が硬くなった状態での

  • 朝の洗顔
  • 重い物を持つ
    といった動作が引き金になります。

寝違え・首の痛み

冷えた状態での睡眠や、長時間のスマホ操作が原因となりやすい症状です。

肩こり・頭痛の悪化

冷えにより血流が低下し、肩こりや緊張型頭痛が強くなる方が増えます。

膝・関節の痛み

冷えによって関節周囲の筋肉が硬くなり、階段の昇り降りや立ち上がり動作で痛みが出やすくなります。

転倒による捻挫・打撲

高齢の方だけでなく、忙しい12月は若い方でも転倒事故が増える傾向があります。

冬の対応・施術内容

手技療法による血行改善

筋肉の緊張を緩め、冬に滞りがちな血流を促進します。

鍼灸治療による冷え・自律神経調整

鍼灸は、冷え性・肩こり・慢性腰痛など冬の不調に非常に効果的です。

テーピング・固定によるケガのサポート

捻挫・打撲などの急性外傷には、状態に応じた固定・テーピングで回復を早めます。

冬に向けたセルフケア指導

  • 冷え対策
  • 簡単なストレッチ
  • 日常動作の注意点
    を分かりやすく指導します。

こんな症状は早めにご相談ください

  • 痛みが数日続いている
  • 動かすと強い痛みがある
  • しびれを伴う
  • 転倒後、痛みが強くなってきた

早期対応が回復を早めますので気になる症状がある場合にはお気軽にご相談ください。